はたらくわたしの中に、「わたし」がいなくなるとき
毎日忙しく過ごしていると、ふと「あれ、私って今どこにいるんだっけ?」って思う瞬間があります。
都心のオフィスで働きながら、効率や成果を求められる毎日。
家に帰っても、頭は仕事モードのままで、呼吸も浅くなっていたり。
そんな日々を過ごす中で、私は「意識的に、自分に戻る時間」の大切さに気づきました。
それが、私にとってのセルフケアのはじまりでした。
セルフケアは、優しく“間”をつくること
「セルフケア」と聞くと、何か特別なことをしなきゃって思われがちだけど、
私にとっては**“がんばらない整え方”**です。
呼吸と間のあいだ(h3)
たとえば、朝起きて窓を開けて、深く息を吸う。
それだけで空気が変わって、私の中のスイッチがふっと緩みます。
バイクで出かける前に、ヘルメットをかぶる前に一呼吸。
週末に少し遠くへ走りながら、空や風、木の匂いに触れる時間が、
私にとっての“整いのリセットボタン”なんです。
週末リトリートで、感覚がほどける
都心の暮らしは便利だけど、感覚が鈍っていくのも早い気がします。
だから私は、週末にはよく**自然の中で過ごす「マインドフルな時間」**をつくっています。
ひとりで自然に出かける理由
誰かと話すのも大切だけど、
“何もしない” “誰とも話さない” っていう時間が、今の私にはすごく必要で。
リトリートとまではいかなくても、
静かな湖のそばや、森の中のカフェで、ただ「いるだけ」でも十分。
何もしてないのに、ちゃんと回復してる実感があります。
自分に戻るために、“余白”を持つ
たぶん、セルフケアって“気合”よりも“余白”なんだと思います。
忙しい毎日に、「がんばる私」と「ただの私」のあいだにちょっとした余白をつくること。
私が週末にやってること
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スマホを置いて、コーヒーの香りに集中する
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小さなキャンドルを灯して、ただぼんやり座る
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気の向くままに、ちょっとだけ遠くまで走る(バイクで)
そういう時間があると、また一週間、自分らしく働ける気がするんです。
がんばらないで、戻れる場所をつくる
セルフケアって、誰かに見せるものじゃないし、
“すごい習慣”を続けることでもない。
「戻ってこれる場所を、自分の中につくる」
それが、今の私にとってのセルフケアです。
たとえば今、少し疲れたなと思ったら、
まずは深呼吸。
そして、週末はいつもと違う空気を吸いに出かけてみるのも、きっといいかもしれません。